ポストコロナ社会とはなにか
コロナウィルス感染症に関する報道が連日のように繰り返され、皆さんの日常生活も多くの影響を受けていると思います。
世界ではまだまだ死者数/感染者数ともに下がる見込みはなさそうですが、日本国内に目を向けると幸いなことに死者は殆ど出ていません。
日本国内では年間で100万人以上の方がなくなります。
コロナウィルスは、7/4時点で945名です。
正月の餅の窒息事故(年間1,300人程度)より少ないですし、下記のサイトを見ても死者数は確実に減少傾向にあります。
https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/
感染者数が増えているという報道がありますが、検査数が増えているため、実際の感染率(感染者数÷検査数)は殆ど変わりがありません。
さらに感染者の死者率を見ても20代、30代はほぼゼロです。
高齢の方は高いですがこれはインフルエンザ等と同じような傾向のため、コロナが突出して致死率が高いということではないです。
そこまで恐れる必要がない病ということが事実からわかってきましたが、マスコミが過剰に恐怖心を煽る報道を繰り返すことで集団的パニックに近いような状況になってしまいました。
これによって過剰に我々の日常生活に影響が及ぼされていることは事実で、企業活動の縮小による経済的な負のインパクトにより倒産や失業が増加することが予測されます。
Factを見ずにコロナが怖いからマスクしよう、人混みを避けよう、という姿勢は論外です。
しかし、Factだけをみてコロナは怖くない、恐れることはない!と主張をしても受け入れてくれる人は少ないです。
そのため、事実の数字を見て自分は適切に判断をする一方、この先どういうことが起こりうるのかを想定しつつ行動をすることが重要で、こういうことがBBT大学院に通うと身につくことができます。
この先の世の中で何が求められるのか
結果として特に企業にお勤めの方はテレワークが推進され、通常の業務で紙を使わない、移動を避けてオンラインの会議が増えるなど、より効率的に成果を出すための働き方が導入されている会社は確実に増えています。
そしてこの変化は仮にコロナが収束すると戻る企業も増えてくると思いますが、一度リモートワークに慣れてしまったものを戻すのは難しく働き方に変化が起こると思います。
ただし、これはコロナがきっかけで加速されたとはいえ、もともとこういう変化は常に起こりうることです。
そのため、コロナがどうこうということではなく、世の中から求められる価値の出し方は常に変化している中で、ビジネスパーソンは常にその変化に対応をしていくことが必要です。
1年前には当たり前に通用していたやり方が突然通用しなくなることはこれから当たり前のように起こります。
そのため、突然の変化にもどうやって対応をしていくのか、その対応力を磨き何が置きても平気な状態にしておくことが重要です。
これからの社会でどういうスキルが求められるのか
繰り返しになりますが、世の中が急速に変化していく中でその変化に対応をする力が求められます。
そのため、特定のスキルを身に着けておけば安心ということではなく、スキルのベースとなる基礎基盤を強くすることが必要だと考えています。具体的には、
- 自分はいつでも変化・成長ができるのだ、というマインドを持つこと
- 小さな失敗を恐れずチャレンジをし、失敗から学習をすること
- 一人でやりきるのではなく、周囲の力を借りる
- 自分がやりたいことに対して情熱を持って取り組むこと
これらのことについて詳細な説明をすることは割愛しますが、それほど違和感を持たれる方は少ないと思います。
ただし、実行をするのはとても大変でみんなわかっているけどどうやったらできるようになるんだ??という方がほとんどだと思います。
そこで、BBT大学院ではこれらの基礎基盤をどうやって磨くのかをお伝えしたいと思います。
BBT大学院で何を学べるのか
BBT大学院は社会人向けのMBAコースなので、経営全般に関する知識を体系的に身につけることができます。
問題発見/解決能力の基礎に始まり、経営戦略、マーケティング、財務・会計、組織/人事、その他ビジネスの実務に関することは一通り学ぶことができます。
起業やビジネスアイディアに関することや、大企業を中心に重要になるビジネス倫理、心理学を基盤とした組織マネジメントなど今すぐ実務に直結する科目が多く揃っています。
なかでも大前学長が担当している経営戦略論は、そのときに話題になっている政治/経済に関するニュースを自分事として捉え多くのクラスメイトと議論をし意見を深めていきます。またRTOCS(Real time online case study)と呼ばれるケーススタディがとても特徴的です。
RTOCSでは自分が企業や国・自治体などのトップだとしたらどういう戦略を実行するか?というケーススタディを毎週欠かさず繰り返し、問題解決力を徹底的に鍛えます。
毎週ケーススタディをやると年間で50近くのケースがインプットされ、様々な状況に対する対処方法が自分が仕事をする上での引き出しとして蓄積されていきます。この引き出しが変化に強い対応力の地盤になります。
BBTでの学習法の特徴
BBTでは、授業が全てオンラインでアーカイブ化されており、自分の都合の良いタイミングでネット環境があればPCでもスマホでも受講が可能です。
最近でこそオンラインの教育コンテンツは充実してきていますが、10年以上前からその世界が当たり前のように実現されているため、学習を効率的にやるための工夫が多く組み込まれています。
学習を効率化させるAir Campusという仕組み
最も特徴的な機能はAir Campusと呼ばれる講義システムです。
この中のディスカッション機能が優れています。
一つの講義は30名-100名程度が同時に受講をしますが、全員でオンライン上で一斉にディスカッションをします。
参加する時間帯は異なるので、文字ベースでSlackやMicrosoft Teamsのようなコミュニケーションツールでひたすらスレッド上に意見が絶え間なく流れてくるようなイメージです。
一つのテーマに対して学生同士で、様々な角度で意見をぶつけ合いながら学習をしていきます。
この発言数は一日で100件以上上がることもあり、自分一人や数名とのディスカッションだけでは絶対に出てこないような様々な視点の意見を読むことができます。
もちろん学習の負荷は高く、数日放置をするとあっという間に数百件の未読発言が貯まるなど毎日定期的にチェックをし返信をすることが求めらるため、相当の勉強時間の確保が必要になります。
多様な意見を受け入れながら、相手を説得するための論理思考を身につける
多面的に意見が出てくるため、少しでもFactが弱く中途半端な主張をすると、すぐに反対意見がクラスメイトから飛んできます。
適当にごまかすような発言をすると的確なツッコミや質問を受けて修正や変更をせざるをえなく、否が応でも納得性の高い主張をするために真剣に考えることが求められます。
最初は失敗も多くありますが、BBTでは実際のビジネスとは違い、失敗=金銭面や信頼などの損失ではなく、失敗=自分の成長・学習機会として捉えたくさんの小さな失敗をしていくことで多くの学びを得られます。
また、こういうプロセスを学ぶと現実社会やビジネスの現場での批判は、根拠に基づかない感情的な意見や、深く考えずに直感的に主張をしているものが多いということにすぐ気づけます。
結果としてBBTでの学ぶことは事実に基づいて論理的に考えて主張をし、状況に応じた対応策を提案して実行をしていくというビジネスパーソンに求められる課題解決の予行演習を多く積むことができ、圧倒的な成長をすることができます。
まとめ BBT大学院で得られること
オンラインで自分のペースで学習ができる多様な意見をもとに自分の考えを整理し、主張をするという能力が身につきます。
多くの社会人大学もオンラインに対応をしていますが、講義の時間が決まっていたり、グループワークがあっても限られた数名で実施する程度にとどまります。
多数の様々なバックグラウンドを持つクラスメイトとのオンラインの議論を実現しているビジネススクールは少なく、BBTと比較してもどちらが学習効果が高いかは明確でしょう。
まとめると、BBTでの学びは、以下のようになります。
- Factに基づいた意見を主張することができる
- 様々な角度から建設的なフィードバックをもらうことができる
- これを繰り返すことで、未知の問題でも自分なりに考えて答えを出す課題解決力が劇的に向上する
- 学習量が多いため限られた時間をうまく使うことによりタイムマネジメントが進化する
- ニュースなどの見方が変わり、卒業後も学習をする姿勢やスキルを身につけられる
これからの社会で求められる、多くの人から信頼を獲得し結果を出せるビジネスパーソンへ成長できる素地を身につけることができることができます。
ここでは説明を割愛しましたが、オンライン上の学びとはいえ、四六時中意見を交わし合うため、同じような志を持った本当の意味での意識が高い魅力的な仲間を多く作ることができます。
私も卒業後4年以上立ちますが今でもプライベートだけでなく仕事上でも仲間とつながることもあり、本当の友人を数多く作ることができました。
2年間の学びはとても大変で何度もやめようかと思うこともありましたが、結果的には、自分の人生を変えるきっかけを作ってくれたのがBBT大学院だと思います。